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フランス額装のバイブル




フランス額装についての本はありますが、わたしのバイブルは、これです。《ENCADREMENT histoire et technique 》と《LES LAVIS en encadrement》

1999年の出版で、MIchele DHONT著。

フランス語なので、なかなかわかりにくいですが、額装の内部の構造の図面や、テクニックなど基本的なものと額装の歴史が書かれています。この構造の図面もなかなかわかりにくいのですが、何度か自分でつくってみて、額装ってこんなかんじ、ということがわかると読み解けるようになると思います。

私は、この本を師匠に教えていただきましたが、その時ですでに廃盤でしたので、CAの友達が、パリのホテルのコンシェルジュの方に頼んでくれて、古書のサイトで購入してもらった経緯があります。その後、5年位前に代々木の教室の生徒さんが、Amazonで買えた、とおっしゃってました。

というように、ひっそりと買えるようです。

この本は、古いこともありますが、額装の基本的な伝統的なテクニックが書いてあります。と書きつつ

久しぶりに本を開いてみたら、ここに書いてあった!と、知りたかったことが今、みつかりました。

額装は、飾るもの(sujet/スジェといいます?)を、より魅力的にみせるように、と作品を保護するためにデザインを考えて制作します。そのためにフランス額装は、とても優れていると思います。

マットの色も自由に選べますし、絵とアクリル面(前面ガラス)との距離も自由につくることができます。この本ですでに20年以上たっているので、情報としては、なかなか古くなっているのかもしれませんが、このクラシックスタイルは、ここから素材やバリエ-ションを楽しみながら、まだまだ魅力的な世界だと思います。




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